世界最速のリニア減速もTOP10維持へ! 上海リニアダイヤ改正(2020年5月1日) 上海磁浮线调图

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上海地下鉄は2020年5月5日、weiboにて5月1日に上海リニアでダイヤ改正を行ったと公表した( 磁浮线已于5月1日起换用新运营时刻表 )。今回はこれについて見ていく。

1. 車両増備で増発へ

今回の2020年5月1日上海地下鉄ダイヤ改正では、上海リニアでダイヤ改正を行った。

今回のダイヤ改正では、一部の時間帯で行っていた430km/h運転を取りやめ、他の時間帯同様300km/h運転に引き下げることとなった。

今回減速するのは9時台、10時台、15時台に運転していた12往復で、所要時間が7分20秒から8分10秒に延びた。なお15分間隔(毎時4本)運転には変わりはない。

これにより世界最高速度で営業運転を行っていたリニアが減速し、中国高速列車CRHの350km/hはおろか、日本の東北新幹線「はやぶさ」「こまち」の320km/h運転にも負けることとなった。もっとも、29.863kmを8分10秒で走破している時点で表定速度219.4km/hとかいう爆速っぷりを発揮しており、依然高速鉄道TOP10レベルの表定速度を誇っているのだが(ちなみに減速前は表定速度244.3km/hで、世界7位レベルだった)。

とはいえ、世界の最高速列車は中国高速列車CRHの350km/h運転であることから、中国が1位であることには変わりない。2027年にリニア中央新幹線が部分開業すれば500km/h運転を行う予定なので日本が1位に返り咲いたかもしれないが、静岡県内をどうするか決まっていない以上当分の間は中国が世界最高速の座に付き続ける見込みだ。地方自治体としての静岡県は売国奴なのだろうか。


2. 結び

今回の2020年5月1日上海地下鉄ダイヤ改正では、上海リニアの減速にともないダイヤ改正を行うこととなった。

今後延伸が続く上海地下鉄でどのようなダイヤ改正を実施するのか、見守ってゆきたい。

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