深圳地下鉄は2021年6月21日、プレスリリースにて6月28日に地下鉄1号線でダイヤ改正を行ったと公表した( 深圳地铁1号线行车间隔又缩短15秒 )。また深圳地下鉄は2021年9月18日、プレスリリースにて9月18日に地下鉄1号線でダイヤ改正を行ったと公表した( 行车间隔再压缩20秒,深圳地铁1号线进入2分钟时代 )。今回はこれらについて見ていく。
1. 平日朝夕ラッシュ時に増発へ!
今回の2021年6月28日深圳地下鉄ダイヤ改正では、地下鉄1号線で平日朝ラッシュ時に増発を図った。
今回のダイヤ改正では平日朝夕ラッシュ時の運転間隔を全線約2分35秒間隔から約2分20秒間隔に短縮した。
これにより輸送力を10.7%増加することとなった。
なお平日・土休日昼間は約4分40秒間隔のまま変わりないことから、昼夕輸送力比は55.4%から50.0%に変更した。
2. 平日朝ラッシュ時にさらに増発へ!
今回の2021年9月18日深圳地下鉄ダイヤ改正では、地下鉄1号線で先述した2021年6月28日深圳地下鉄ダイヤ改正以来約2か月ぶりにダイヤ改正を行った。
今回のダイヤ改正では平日朝ラッシュ時にさらに増発を図った。運転間隔を約2分20秒間隔から約2分00秒間隔に短縮し、輸送力を16.7%増加した。
ただし、運転間隔を短縮したのは羅湖~西郷間で、西郷~機場東間は約2分20秒間隔から2分間隔と4分間隔を交互運転する平均3分間隔での運転となり、輸送力が22.2%低下することとなった。
これにより地下鉄1号線羅湖~西郷間では平日朝ラッシュ時はたった3か月の間で輸送力を29.2%も増加したことになる。
なお平日夕ラッシュ時は今回のダイヤ改正では増発せず、引き続き約2分20秒間隔での運転となる。
3. 結び
今回の2021年6月28日および2021年9月18日深圳地下鉄ダイヤ改正では、地下鉄1号線で2度にわたり増発を図ることとなった。
今後路線拡大が見込まれ多数の乗り換え客が深圳市中心部を通る地下鉄1号線に流入するようになる中、深圳地下鉄でどのようなダイヤ改正を実施するのか、見守ってゆきたい。
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