全線運転と区間運転の双方で増発へ！　深圳地下鉄9号線ダイヤ改正(2021年7月28日)　深圳地铁9号线调图

深圳地下鉄は2021年7月24日、プレスリリースにて7月28日に地下鉄9号線でダイヤ改正を行ったと公表した( 地铁9号线将执行新版运行图工作日全天增开载客列车23列次 )。今回はこれについて見ていく。

1. 平日朝ラッシュ時に区間運転を増発へ！

今回の2021年7月28日深圳地下鉄ダイヤ改正では、地下鉄9号線で平日朝夕ラッシュ時に増発を図った。

まずは平日朝ラッシュ時。ダイヤ改正前は全線で約4分間隔の運転となっていたが、孖嶺発前湾行き列車を平日朝ラッシュ時に3本増発することにより孖嶺→前湾間で最短2分30秒間隔で運転することとなった。

今回の2021年7月28日深圳地下鉄ダイヤ改正では、地下鉄9号線で平日夕ラッシュ時の増発を図った。

平日夕ラッシュ時は全線約4分間隔での運転だったが、今回のダイヤ改正で約3分50秒間隔に短縮し、輸送力が4.3%増加した。

平日昼間は約5分55秒間隔のまま変わりないことから、昼夕輸送力比(日本の基準で適正値60〜78%/推奨値66%～75%)は67.6%から64.8%に変化することとなった。

今回の2021年7月28日深圳地下鉄ダイヤ改正では、地下鉄9号線で平日朝夕ラッシュ時に増発を図った。

ただ、極力運用数を増やさないように、平日朝ラッシュ時には区間運転の増発に留めた一方、平日夕ラッシュ時には混雑分散目的で全線運転を増発することとなった。

今後深圳地下鉄でどのようなダイヤ改正を行うのか、楽しみにしたい。