蘇州軌道交通は2019年3月28日、プレスリリースにて3月28日に全線でダイヤ改正を行ったと公表した( 苏州地铁今起再提速 )。今回はこれについて見ていく。
1. 運転時間拡大と増発へ
今回の2019年3月28日蘇州軌道交通ダイヤ改正では、3路線全てで2018年4月16日ダイヤ改正以来約11か月半ぶりにダイヤ改正を行った。
今回のダイヤ改正では、蘇州軌道交通が運営する3路線全てで運転間隔を短縮した。
まずは地下鉄1号線。平日夜オフピーク時は約4分50秒間隔から約4分30秒間隔に短縮したため輸送力が7.4%増加した。
また土休日昼間は約4分50秒間隔から約4分25秒間隔に短縮し、輸送力が9.4%増加した。
なお平日夕ラッシュ時は約3分15秒間隔のまま変わりないほか、平日昼間も6分間隔のまま維持したため、昼夕輸送力比(日本の基準で適正値60〜78%/推奨値66%~75%)は54.2%となっている。
次に地下鉄2号線。土休日昼間を約5分30秒間隔から約5分20秒間隔に短縮し輸送力を3.1%増加させたほか、10時台発の運転間隔を約6分45秒間隔から土休日昼間同様約5分20秒間隔に短縮し、輸送力を26.6%増加した。
最後に地下鉄4号線本線。平日朝ラッシュ時は約6分20秒間隔から約5~6分間隔に短縮した。
また土休日昼間は約6分35秒間隔から約6分20秒間隔に短縮し、輸送力を3.9%増加した。
2. 結び
今回の2019年3月28日蘇州軌道交通ダイヤ改正では、全線でダイヤ改正を実施し、各々の時間帯で運転間隔を短縮し増発した。
今後蘇州軌道交通でどのようなダイヤ改正を実施するのか、見守ってゆきたい。
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