天津軌道交通は2019年12月25日、プレスリリースにて12月28日に地下鉄1号線を延伸しダイヤ改正を行うと公表した( 12月28日,天津地铁1号线东延线高庄子站、北洋村站、国展路站、东沽路站开通初期运营 )。今回はこれについて見ていく。
1. 地下鉄1号線さらに延伸へ
今回の2019年12月28日天津軌道交通ダイヤ改正では、2019年4月1日ダイヤ改正以来約8か月半ぶりにダイヤ改正を行った。
今回のダイヤ改正では、地下鉄1号線でさらに延伸した。
今回延伸したのは東の端だった李楼~東沽路間の11.9kmで、今回新たに4駅を開業した。これにより地下鉄1号線は劉園~東沽路間の全長37.7km、全線所要時間72分の路線となった。が、天津軌道交通ではこの新規開業区間井さらに3駅の新駅設置を計画している。このため対駅間区間制運賃を採用している天津軌道交通ではあらかじめ駅間数に未開業の3駅を追加し、合計7駅間としている。
なお運転間隔は既存開業区間と変わらず、平日朝夕ラッシュ時は平均4分24秒間隔、平日・土休日昼間は6分24秒間隔での運転となり、昼夕輸送力比(日本の基準で適正値60〜78%/推奨値66%~75%)は68.8%となっている。
初終電について見ていくと、東行き(東沽路方面)は劉園発李楼行き初終電をそのまま伸ばした形としており、初電は劉園6時00分発、終電は劉園22時46分発を維持する。
また西行き(劉園方面)は東沽路6時04分発劉園行きを初電とし従来の李楼発劉園行き初電は延ばさなかったほか、終電は李楼発劉園行き終電を東沽路発に延ばし東沽路22時31分発劉園行きとして設定した。
2. 結び
今回の2019年12月28日天津軌道交通ダイヤ改正では、地下鉄1号線を延伸した。
今後路線拡大が続く天津軌道交通でどのようなダイヤ改正を実施するのか、見守ってゆきたい。
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