新車投入と5両減車で出口付近停車で利便性向上へ！　東武野田線ダイヤ改正(2025年3月8日)

東武鉄道は2025年2月6日、プレスリリースにて2025年3月8日より野田線で5両編成を運転開始すると公表した。今回はこれについて見ていく。

1. 東武野田線5両減車開始へ！

今回の2025年3月8日東武鉄道ダイヤ改正では、野田線で5両編成の運転を開始する。

野田線は2024年時点で急行・普通列車のすべてを6両編成で運転している。が、大宮・柏・船橋など主要駅でホーム端に改札があることから先頭車両で混みやすく、後部車両で空きやすかった。後ろ3両に至ってはほぼ終日ガラガラなのである。

そこで東武鉄道では東武野田線を6両から5両に減車することで、出口により近い場所に停車するようにしてホームの端から端まで歩くことを防ぐこととしたのである。

これに合わせ新型車両80000系の運転を開始する。6両から5両への減車で製造費も抑えられるほか、2M3Tとすることで動力車1両の減車に成功し走行時の電力も抑えられる。

また6両から5両に減車することでワンマン運転を行いやすくする。これにより将来東武野田線ではワンマン運転を行う見込みだ。

なお空いている3両を2両に集めるだけなので昼間は従来通し座れるし、車内の混雑もさほどかわらない。このため増発は行わない。

今回の2025年3月8日東武東上線ダイヤ改正では、東武野田線で5両編成の新型車両80000系の運転を開始し、減車を図ることとした。

今後東武野田線でどのようなダイヤ改正を実施するのか、見守ってゆきたい。