金曜終電の繰り上げと土休日の減便で見直しへ とさでん交通ダイヤ改正(2019年11月22日)

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とさでん交通は2019年11月12日、プレスリリースにてにて11月22日にダイヤ改正を行うと公表した( 路面電車 ダイヤ改正のお知らせ )。今回はこれについて見ていく。

1. 金曜日の増発運転廃止へ

今回の2019年11月22日とさでん交通ダイヤ改正では、2019年5月27日ダイヤ改正以来約6か月ぶりにダイヤ改正を実施した。

今回のダイヤ改正では金曜日の増発運転を中止した。

廃止したのは知寄町19時21分発枡形行き、枡形19時40分発桟橋車庫前行き、桟橋通四丁目21時58分発知寄町行き、桟橋通四丁目22時02分発高知駅前行き、高知駅前22時20分発枡形行き、朝倉22時59分発桟橋車庫前行き、知寄町22時21分発朝倉行き、枡形22時47分発後免町行きの8本で、21時以降に運転する6本は全て最終電車となっている。

これによりほぼ全線にわたり金曜日の終電を繰り上げることとなった。

なお、月曜日~木曜日のダイヤに変更はない。

2. 土休日の減便実施へ

また今回の2019年11月22日とさでん交通ダイヤ改正では、土休日の所要時間延長に伴い減便を実施する。

昼間は平日同様の21分サイクルダイヤから24分サイクルベースに変化し、輸送力が12.5%減少した。また西側は昼間は10分30秒間隔で設定していた領石通発着が全廃し、代替として終点の後免町発着が21分間隔から平均16分間隔に短縮し、領石通〜後免町間の輸送力が31.3%上がった。なお朝倉〜文珠通間では昼間7分間隔から8分間隔に広がった程度で、それ以上の減便はない。


3. 結び

今回の2019年11月22日とさでん交通ダイヤ改正では、金曜日の増発中止による終電繰り上げや土休日の減便や運転パターンの変更など、多くの点で見直しを図った。

今後とさでん交通でどのようなダイヤ改正を実施するのか、見守って行きたい。

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