富山地方鉄道は2025年3月14日、プレスリリースにて4月15日にダイヤ改正を行うと公表した。今回はこれについて見ていく。
1. 土休日に電鉄富山~上市間で毎時1本減便へ!
今回の2025年4月15日富山地方鉄道ダイヤ改正では、前回の2024年4月15日富山地方鉄道ダイヤ改正以来約1年ぶりにダイヤ改正を行う。
今回のダイヤ改正では土休日昼間に減便を図る。
本線では電鉄富山~上市間は平日・土休日ともに昼間毎時2本運転があるが、今回のダイヤ改正より土休日昼間のみ毎時1本に減便する。
これにより電鉄富山~寺田間は土休日昼間毎時3本から毎時2本に、寺田~上市間は昼間毎時2本から毎時1本に減便する。電鉄富山~寺田間は均等20分間隔から均等30分間隔に運転間隔が伸びるが、寺田~上市間は昼間最大40分待ちから1時間待ちとなる。
2. 立山線で冬季昼間運休へ!
今回の2024年4月15日富山地方鉄道ダイヤ改正では、立山線岩峅寺~立山間で冬期運休を図る。
立山黒部アルペンルートの一角をになう富山地方鉄道立山線であるが、立山黒部アルペンルートの多くの乗り物は毎年4月15日~11月30日しか運転しない。このため立山線の利用者が減るため立山駅発着の特急列車の多くを12月1日~4月14日に運休させてきた。
が普通電車も利用が減るので2024年12月より保線目的で立山線岩峅寺~立山間で一部の平日で運休するようになり、ついに今回のダイヤ改正では普通列車も冬期運休を図り保線することとした。
3. 終電繰り上げで減便へ!
今回の2024年4月15日富山地方鉄道ダイヤ改正では、終電繰り上げを図る。
これにより平日は1日90本から84本に6本削減、土休日は1日90本から60本に30本も削減することとなった。
4. 富山地方鉄道の今後の一部廃止と関係があるのか
今回の2025年4月15日富山地方鉄道ダイヤ改正で大減便を図る富山地方鉄道であるが、一部廃線を模索している。
5. 結び
今回の2025年4月15日富山地方鉄道ダイヤ改正では、土休日昼間の減便や最終電車繰り上げで大きく減便したほか、立山線岩峅寺~立山間で冬期運休を図ることで大きく合理化を図ることとした。
今後富山地方鉄道でどのようなダイヤ改正を実施するのか、見守ってゆきたい。
関連情報:鉄道線のダイヤ改正【令和7年4月15日(火)改正】について(概要) – 富山地方鉄道
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