豊橋鉄道は2021年3月26日、プレスリリースにて5月22日に市内線と渥美線でダイヤ改正を行うと公表した( 渥美線・市内線のダイヤ改正について )。今回はこれについて見ていく。
同日実施の2021年5月22日名古屋鉄道ダイヤ改正はこちら!
1. 朝の減便実施で運用削減へ
今回の2021年5月22日豊橋鉄道ダイヤ改正では、市内線で朝に減便を図ることとなった。
今回のダイヤ改正では平日朝に4往復を廃止し、輸送力を16.7%低下することとした。
これにより9運用から8運用に削減し、1運用削減することとなった。
このほか早朝には運動公園6時10分発豊橋駅前行き初電を運動公園6時05分発に5分繰り上げることとなった。ただ5時台に赤岩口発の豊橋駅前行きを運転しているため運動公園以外の初電に変わりはない。
2. 昼から夜間も減便実施へ
今回の2021年5月22日豊橋鉄道ダイヤ改正では、市内線で昼から夜間にかけても減便を図ることとなった。
これまで豊橋駅前~井原間は昼も平日夕ラッシュ時も7分間隔で運転していたが、今回のダイヤ改正より7分30秒間隔(毎時8本)で運転することとなった。これにより輸送力は6.7%減少することとなった。なお運用数は8運用のまま変わりはない。
このほか深夜時間帯には豊橋駅前23時45分発赤岩口行き最終を豊橋駅前23時50分発に5分繰り下げることとした。
3. 渥美線で深夜に減便へ
今回の2021年5月22日豊橋鉄道ダイヤ改正では、渥美線で深夜に減便を図ることとなった。
渥美線は平日も土休日もほぼ終日15分間隔(毎時4本)で運転しており昼夕輸送力比は100.0%の昼間は空席が目立つ路線となっている。今回のダイヤ改正では平日・土休日ともに22時台に1往復を削減し15分間隔(毎時4本)から20分間隔(毎時3本)に減便することとした。
4. 結び
今回の2021年5月22日豊橋鉄道ダイヤ改正では、渥美線で深夜に減便を図ったほか、市内線で朝昼晩の終日に渡り減便を図ることとなった。
今後豊橋鉄道でどのようなダイヤ改正を実施するのか、見守ってゆきたい。
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