武漢地下鉄は2019年2月18日、プレスリリースにて2月19日に地下鉄2号線を延伸すると公表した( 武汉将诞生首条“红眼地铁” 末班车零点后结束运营 )。今回はこれについて見ていく。
1. 平日朝夕ラッシュ時に増便
今回の2019年2月19日武漢地下鉄ダイヤ改正では、地下鉄2号線が延伸した。
今回延伸したのは南の終点光谷広場~光谷国鉄駅~仏祖嶺間の13.195km、10駅間に及ぶ区間となっている。
この延伸で地下鉄2号線は60.304km、37駅間に及ぶ路線に拡大することとなり、全線運転時間は1時間44分となった。
なお途中の光谷国鉄駅では文字通り中国鉄路と乗り換えられるほか、2018年10月1日ダイヤ改正で開業した武漢地下鉄飛び地路線の地下鉄11号線と乗り換えられるようになった。
ダイヤについて見ていくと、延伸開業前は天河空港〜光谷広場間の全線運転と金銀譚〜光谷広場間の区間運転列車が1:1で運転しているが、今回の延伸により全線運転は全線運転のまま天河空港〜仏祖嶺間の運転になった一方、区間運転列車は今回延伸した南側でも途中駅折り返しを行うこととなり、金銀譚〜光谷国鉄駅間の運転となった。
運転間隔は平日朝夕ラッシュ時は全線運転と区間運転が運転する金銀譚〜光谷国鉄駅間で2分54秒間隔、それ以外の全線運転列車しか運転しない天河空港〜金銀譚間及び光谷国鉄駅〜仏祖嶺間では5分48秒間隔で運転している。
またそのほかの時間帯は区間運転が運転する金銀譚〜光谷国鉄駅間は4〜7分間隔、それ以外の全線運転列車しか運転しない天河空港〜金銀譚間及び光谷国鉄駅〜仏祖嶺間では8〜14分間隔で運転している。
初電は南行き(天河空港発仏祖嶺行き)が天河空港6時00分発、北行き(仏祖嶺発天河空港行き)が仏祖嶺6時00分発で設定されている。
また終電は南行き(天河空港発仏祖嶺行き)が天河空港22時30分発、北行き(仏祖嶺発天河空港行き)が仏祖嶺22時30分発で設定されている。これまで北行きの最終は光谷広場22時30分発であったが、今回のダイヤ改正で22時48分発となったため、既存開業区間でも18分繰り下げられることとなった。
また終電の終点到着が24時14分着となることから、地下鉄2号線の終電は日を跨ぐこととなった。
2. 結び
今回の2019年2月19日武漢地下鉄ダイヤ改正では、地下鉄2号線の延伸により大きく利便性が向上することとなった。
今後路線拡大に合わせ武漢地下鉄でどのようなダイヤ改正を実施するのか、見守ってゆきたい。
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