西安地下鉄は2017年9月15日、WEB版新聞記事にて同日にダイヤ改正を行ったと公表した( 今日起西安地铁调整运行图 缩短线网行车间隔 華商網 )。今回はこれについて見ていく。
1. 全路線で朝ラッシュ時の増発
西安地下鉄は中国の古都西安で営業する地下鉄であり、3路線97.2kmを運営しているが、、公式サイトが閉鎖されていることから、2018年現在でも外部記事のみが頼りである。
今回のダイヤ改正では、現在開業している3路線とも平日朝ラッシュ時の増発を実施する。1号線は全線で4分05秒間隔から3分47秒間隔に短縮され、輸送力が7.9%増強される。2号線でも全線で平日朝ラッシュ時は2分49秒間隔から2分37秒間隔に短縮され、輸送力が7.6%増強される。3号線の平日朝ラッシュ時はは魚化寨〜香湖湾間のみ3分30秒間隔から3分間隔で運転され、輸送力が16.7%増強される。3号線香湖湾〜保税区間では増発は行われない。
ただ、今回の新聞記事を見ていくと、普段中国の地下鉄で運行間隔の短縮がある場合、運転間隔の改正前と改正後、および増加率を小数第1位まで記載するのが普通なのだが、今回は珍しく整数で切っている。今回は四捨五入して全て切り上げとなるため、多く見せようとしたのではないだろうか。
2. 結び
今回の2017年9月15日西安地下鉄ダイヤ改正では、3路線で平日朝ラッシュ時の増発を実施した。
今後西安地下鉄では新線開業や路線延伸も計画されており、どのようなダイヤ改正が行われるのか、見守って行きたい。
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