開業僅か3か月で路線延伸へ! 武漢地下鉄ダイヤ改正(2018年12月28日) 武汉地铁调图

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武漢地下鉄は2018年12月28日、プレスリリースにて12月28日に地下鉄紙坊線(7号線南区間延伸)開業したと公表した( 武汉轨道交通纸坊线顺利开通试运营 )。今回はこれについて見ていく。

1. 開業3か月足らずで路線延伸へ

今回の2018年12月28日武漢地下鉄ダイヤ改正では、2018年11月5日ダイヤ改正以来約1か月半ぶりに地下鉄7号線でダイヤ改正を実施するほか、2018年10月1日ダイヤ改正で開業したばかりの地下鉄7号線が開業から僅か3か月足らずで延伸した。

今回の延伸は地下鉄7号線の南の終点野芷湖から青龍山地下鉄小鎮までの16.5km、7駅間で、当初紙坊線として計画されていた路線のようだ。今回の開業により江夏区に初めて都市鉄道が開通することとなった。

これにより地下鉄7号線は園博園北~武昌国鉄駅~野芷湖~青龍山地下鉄小鎮間の46.963km、25駅間の路線に拡大した。

車両は6両編成A型車が引き続き使用され、最高速度は100km/hとなっている。延伸区間の所要時間は22分、地下鉄7号線全線の所要時間は73分となっている。

今回の延伸に伴い平日朝夕ラッシュ時の運転間隔も短縮され、園博園から野芷湖の1つ手前の板橋までは4分12秒間隔から4分間隔に短縮し、輸送力が5.0%増加した。

ただ、今回延伸した野芷湖から青龍山地下鉄小鎮間を運転する列車は園博園北~板橋間で運転される列車の半分しか乗り入れないため、平日朝夕ラッシュ時でも8分間隔の運転となる。

また板橋~野芷湖間では、ダイヤ改正前は全て全線運転だったにも関わらず今回のダイヤ改正で半分が板橋折返しとなったことから、平日朝夕ラッシュ時の運転間隔が4分12秒間隔から8分間隔に大きく広がり、輸送力が47.5%落ちることとなった。

初終電について見ていくと、初電は南行き(園博園北発青龍山地下鉄小鎮行き)が園博園北6時00分発、北行き(青龍山地下鉄小鎮発園博園北行き)が青龍山地下鉄小鎮6時00分発で設定されている。

また終電は南行き(園博園北発青龍山地下鉄小鎮行き)が園博園北22時30分発、北行き(青龍山地下鉄小鎮発園博園北行き)が青龍山地下鉄小鎮22時30分発で設定されている。


2. 結び

今回の2018年12月28日武漢地下鉄ダイヤ改正では、地下鉄7号線の延伸に伴い武漢地下鉄路線網が広がったほか、既存開業区間のほとんどで運転間隔が短縮されることとなった。

今後武漢地下鉄でどのようなダイヤ改正を実施するのか、見守ってゆきたい。

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