成都軌道交通は3月18日、プレスリリースにて3月18日に地下鉄1号線を延伸開業したと公表した( 成都地铁1号线三期正式开通试运营 乘坐地铁可直达西部博览城逛糖酒会 )。今回はこれについて見ていく。
1. 1号線、Y字路線へ
今回の2018年3月18日成都軌道交通ダイヤ改正は2017年12月6日ダイヤ改正以来約4か月ぶりにダイヤ改正が実施され、地下鉄1号線延伸を実施した。
今回延伸したのは北側の終点昇仙湖〜豊家碾間の1.514km、1駅間と、南側の終点広都〜五根松間の1.396km、1駅間、及び途中の広都の1つ手前四河から分岐し科学城に至る14.701km、11駅間の合計3区間である。なお今回の開業で、これまで一本線で営業していたが、支線が設定されることとなり、これまで開業していた四河〜広都間は支線として扱われることとなった。全線所要時間は69分、62運用となった。車両は引き続き6両編成B型車(京急・阪急と同じサイズの車両)での運転となっている。
運転間隔は最小2分間隔のまま変わらず、四河以南は半分の最小4分間隔での運転となっている。このことから広都では運転本数が半減することとなった。どうやら前回の2018年12月6日ダイヤ改正で既に延伸開業後のダイヤまで考えられていたようだ。
2. 結び
今回の2018年3月18日成都軌道交通ダイヤ改正では、地下鉄1号線の延伸により利便性が向上した。今後ほかの中国の地下鉄同様、多数の路線延伸が期待されている。
今後成都地下鉄でどのようなダイヤ改正を実施するのか、見守って行きたい。
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