上海地下鉄は2020年6月15日、weiboにて6月18日に16号線でダイヤ改正を行うと公表した( 本周四起16号线开行直达车【快得”飞”起】龙阳路至滴水湖仅需37分钟 )。今回はこれについて見ていく。
1. 車両増備で増発へ!
今回の2020年6月18日上海地下鉄ダイヤ改正では、2020年3月23日上海地下鉄ダイヤ改正以来約2か月版ぶりに地下鉄16号線でダイヤ改正を行った。
今回のダイヤ改正では、前回増発した快速のうち平日の2往復をノンストップ列車に変更することで停車駅を4つ削減し、最短37分で結ぶようにした。これによりこれまでの快速の46分運転と比べ9分短縮した。
運転するノンストップ列車は下りは龍陽路7時30分発滴水湖行きと龍陽路12時30分発滴水湖行き、上りは滴水湖12時00分発龍陽路行きと滴水湖17時45分発龍陽路行きとなっている。
ただ、JR北海道が2020年3月14日ダイヤ改正より設定した千歳線特別快速エアポート同様通勤方向と逆方向でのみの運転となっており、車両を早期に折り返させてできるだけ少ない運用本数で列車を増発させたいようだ。
このほか土休日の快速は5往復から7往復に増発し、2時間間隔から1時間30分間隔に短縮した。
2. 結び
今回の2020年6月18日上海地下鉄ダイヤ改正では、ノンストップ列車の運転開始位より最速所要時間を短縮することとなった。
車両数が1万両に達した上海地下鉄で、今後どのようなダイヤ改正を実施するのか、楽しみにしたい。
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