上海地下鉄は2020年8月25日、weiboにて8月26日に17号線でダイヤ改正を行うと公表した( 增投上线列车 17号线早高峰增能 )。また上海地下鉄は2020年8月25日、weiboにて8月28日に地下鉄12号線でダイヤ改正を行うと公表した( 增投上线列车 12号线工作日早晚高峰增能 )。今回はこれらについて見ていく。
1. 車両増備で増発へ!
今回の2020年8月26日上海地下鉄ダイヤ改正では、2019年9月29日上海地下鉄ダイヤ改正以来約10か月半ぶりに17号線でダイヤ改正を行った。
今回のダイヤ改正でも前回に引き続き平日朝ラッシュ時の増発を行った。
虹橋国鉄駅~淀山湖大道間は平日朝ラッシュ時約4分30秒間隔から約4分間隔に、淀山湖大道~東方緑舟間は平日朝ラッシュ時約9分間隔から約8分間隔にそれぞれ短縮した。
これにより平日朝ラッシュ時は輸送力が12.5%増加することとなった。
なお昼間や平日夕ラッシュ時の運転間隔に変わりはない。
2. 車両増備で増発へ!
今回の2020年8月28日上海地下鉄ダイヤ改正では、2018年11月30日上海地下鉄ダイヤ改正以来約1年8か月半ぶりに地下鉄12号線でダイヤ改正を行った。
今回のダイヤ改正では平日朝夕ラッシュ時に増発を図った。
まずは平日朝ラッシュ時。金海路~巨峰路間と虹梅橋~七莘路間で約6分間隔から約5分間隔に短縮したほか、巨峰路~虹梅橋間は約3分間隔から約2分30秒間隔に短縮した。これにより輸送力が20.0%増加した。
次に平日夕ラッシュ時。金海路~巨峰路間と虹梅橋~七莘路間で約8分24秒間隔から7分30秒間隔に短縮したほか、巨峰路~虹梅橋間は約4分12秒間隔から約3分45秒間隔に短縮し輸送力が12.0%増加した。
これにより昼夕輸送力比(日本の基準で適正値60〜78%/推奨値66%~75%)は93.3%から83.3%に変化した。
3. 結び
今回の2020年8月26日及び8月28日上海地下鉄ダイヤ改正では、地下鉄12号線及び地下鉄17号線で通勤時間帯に増発を図った。
今後上海地下鉄ダイヤ改正でどのようなダイヤ改正を実施するのか、楽しみにしたい。
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